武建一、起訴

 関西の生コンクリート業界の労働組合の執行委員長ら3人が、県内の建設工事を担当していた商社の男性を脅して組合に加盟する業者と契約を結ぶよう迫ったとして逮捕された事件で、検察は3人を18日付けで恐喝未遂の罪で起訴しました。

 起訴されたのは、大阪・西区にある関西の生コンクリート業界の労働組合、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」の執行委員長、武建一被告(76)ら3人です。

 起訴状などによりますと、武委員長らは去年3月以降、県内で進められていた建設工事で建材の調達を担当していた大阪市の商社の男性に対し、「大変なことになりますよ」、「何かあるかもしれませんよ」などと脅し、組合に加盟する業者と生コンクリートを調達する契約を結ぶよう迫ったとして恐喝未遂の罪に問われています。

 この事件ではこのほかにも、先月から今月にかけて、同じ組合の執行委員や県内にある生コンクリート業者の労働組合のメンバーなどあわせて6人が起訴されています。
NHK News web 9月19日

■8月30日付けで起訴された3人
城野正浩容疑者(57)
奥宗樹容疑者(55)
金子寿男容疑者(56)

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